ホワイトカラーエグゼプションって優秀な人材が市場に溢れるチャンス到来じゃね?
残業代ゼロルール、公務員は適用除外のまやかし 厚労省抵抗の背景に残業予算の獲得 | ビジネスジャーナル
■1.優秀な人材が市場に溢れるチャンスじゃない?
経団連の老害が「残業代を無くせば働き易くなる」って言ってたらしいね。
「残業見直し、幅広い職種を」 経団連会長が会見 - MSN産経ニュース
大手企業はこの流れに乗って残業代を出さないようになるわけだよね?
ということはそうなったらお金積んで引き抜きすれば良いんじゃない?
当然対象の人たちの個々の自由ってものがあるけれど、
労働内容がほぼ一緒で残業代出さない会社よりも、
残業代出すよって会社の方に移行するわな。
自分で自分達の首締めてるわけだから自爆だろうね、馬鹿だなー。
とは言え、今後は法案が可決されれば人材の流動性が上がるだろうから
自社の優秀な社員に対して引き止められる手だてを用意しとかないといけないよね。
ビジネスに「人情」とか言っちゃう人ってデキナイ人だし、
自分のビジネスが時間売買型だって認識出来てないわけですし、
スモールビジネスを経営していると考えれば転職した方が実入りが良くなる場合が多いですしね。
■2.物事はシンプルに考えて、問題には解決出来る対策を
過去、仕事の誘いを受けた時に頭悪いなーって思ったことがある。
担当者との会話で不可解な点が多かったため結果お断りしたのだが、
世の中には問題に対して適切な対策を考えることが出来ない人が沢山いるみたいだ。
当の仕事内容はITプロジェクトのマネジメント。
「出来る人材がいない」と語る担当者。
こちらは外注なのでゴールポイントについて話し合う。
自社の人間に引き継ぎが出来るような現場なのかの観点で話していたが
どうも会話がずれる。
「社内に(マネージャーを)教育出来る制度が無いから、取り急ぎ外注したい」
——何を言ってるのか分からない。
「教育制度を整えてくれ」という依頼ならまだわかる。
プロジェクトマネジメント業務+教育制度を整えるという仕事内容も納得出来る。
だがプロジェクトマネジメントはして欲しいが
社内に教育制度を設ける気は一切無い口ぶりに、
死人増やすだけだなと思い、丁重にお断りさせて頂いた。
なんでこんな話を出したのかというとさ。
「”残業代”を無くす」というのは企業にとっての都合だよね?
「働き易さ」をアピールするならさ、「”残業”を無くす」のが適切な対策だよね?
なんで経営者が労働者の立場で決め事しているのかも意味不明だけど、
こんな単純なこともわからない人が経営している企業ってどうなの?
次の10年、20年で伸びる企業や廃退していく企業の分け目って
こういうところにあるのかもしれないなーって単純に思ったよ。
何でこの人たちは揃いも揃って遠回りするようなことばかり考えるのかなーって。
■3.シャカイジンという奇妙な職業
自分が会社員時代には耳にタコが出来るくらい聞いた言葉。
それは「シャカイジン」という言葉。
会社というのは営利団体である。社会の中でビジネスをするために集まった集団だ。
ビジネスをして生きていくのだから日々優先的にビジネスについて
学んでいかなければならない。
ところが研修と称して開催される勉強会は「ビジネスマナー」というお作法確認会だったり、
社内で先輩が後輩に、上司が部下に教えていることと言えばメイシコウカン、ツキアイザンギョウなどの伝統文化の継承だったりする。
一体この国の企業はいつになれば30年前から成長、進化するのだろうか。
何でこのような状態が起こるのかと自分で自社を調査してみたところ意外な結果が出る。
ブチョウ、カチョウと呼ばれるお歴々は自社の作業や商品についての知識はあれど、
ビジネスについての知識は驚くほどないのだ。
まだ経済学部の学生の方がビジネスってものを知ってるんじゃねーのかって。
調査後は頭を切り替えて作業や商品についてのみ教えてもらうことにした。
きっと彼らは今後も同じことを繰り返して生きていくのだろうなと思った。
そして私はシャカイジンという謎の職業の方々とは一生ビジネスをしないだろうと考えるに至った。
いまいち売上の上がらない経営者の方々にオススメするけれど、
管理職のビジネス知識について内部調査してみたら良いんじゃない?
あの人たちがやってることって商売じゃなくて、自分の立場を守ることだから。