女性は世界の消費の64%を担っているらしい
「女性活用」の女性って誰のコト? (小紫恵美子 中小企業診断士) | シェアーズカフェ・オンライン
本記事は特段「男女差別」「男尊女卑」というわけではないので悪しからず。
批判や議論は致しません。
■1.ビジネスの本質を忘れるな
リンク先の記事のように女性を細分化しても分析や対応にコストが掛かり過ぎる。
それなら男性(割と形態が単一)に合わせて分析や対応していった方が
よっぽど費用対効果が高い。
女性特化ビジネスが悪いというわけではないが、女性特化したビジネスが
鉄の塊を飛行機にして空を飛ばすという発想に辿り着くだろうか。
新たな市場の創出というものは資本と時間が多分に必要になることを
管理職はもっと理解するべき。
安易な気持ちで女性特化した商品やサービスの着手に取りかかると、
「ビジネスや商売とはお金を稼ぐこと」という本質を忘れるようになる。
具体例として大手の家電メーカーであるパナソニックは
女性対象商品に力を入れて売り出すようになったが、
そのおかげか製品は非常に壊れ易くなった。
これは正真正銘の本末転倒だ。
■2.ビジネス以外の側面デメリット
女性特化とは逆に男性特化(優先ではない)などをやると
フェミ団体各位から「男女差別」と言われることもある。
これは各産業の発展が遅滞する原因のひとつでもある。
潤沢な資本があれば何でも出来るのだろうが、
潤沢な資本を小さく無駄遣いして、大きく貯金しているのが
今の流行りの経営スタイルなのだから。
消費しているからといって偉いことなど何もない。
ただの散財など褒められたものではない。
成果や効果がある人を優遇することは大歓迎だが、
男性というだけで昇進していく人が居たら女性は何と思うのだろうか。
それが問題だということが「男女差別」の発端ではなかったのだろうか。
他人を貧しくすることは己を豊かにすることとは違う種類の話だ。
己を豊かにすることに力を入れた方が結果として自分の周りの
他人も豊かになることの方が多い、と私はお薦めする。